子供の指しゃぶりをやめさせたい!
2023/07/28
子供の指しゃぶりをやめさせたい!
①指しゃぶりの原因 ②指しゃぶりを続けてしまうと・・・ ③どうすればいいか? |
先日、市の1歳半検診に行ってきました!
1歳半のお子さんが内科やらなんやらいっぱい色々見られて、最後に歯科にやってきます。
だいたいのお子さんはすでに疲れていて、最後にゴロンしてよくわからないおじさんに診られる。
もうあれですよね。
泣きますよね笑
部屋に入った瞬間泣く子もいるし・・・逆に上手にできる子もいるし。
うちの子供がちょうど一歳半なので、もうすぐ一歳半検診と思うと心配になったりしております笑
さて、その検診でちょこちょこいらっしゃったのが、指しゃぶりが続いているんですというお子さんです。
一歳半ではまだ指しゃぶりしていても大きな問題は発生しないことが多いですが、数名はやはりちょっと歯並びが気になり始めているお子さんもいました。
そこで、指しゃぶりについて今日は書いていこうと思います。
指しゃぶりは、多くの赤ちゃんや幼児に見られる自然な行動です。1歳半のお子さんが指しゃぶりをすること自体は一般的なことですが、長期間続く場合や強い力で行われる場合は、いくつかの懸念事項があります。
指しゃぶりの原因
1.心地よさ・安心感
赤ちゃんは指しゃぶりをすることにより心地よさや安心感を得ることができます
2.歯が生える過程での痛みの軽減
歯が生える際に、歯茎を刺激することで痛みを和らげることがあります
指しゃぶりを続けてしまうと・・・
1.歯並びの影響
指しゃぶりが長期間続くと、上下の歯の位置やかみ合わせに影響を及ぼす可能性があります。
歯並びが乱れる可能性があるため、将来的に矯正が必要になることも考えられます。
2.言語発達の遅れ
指しゃぶりが頻繁に行われると、お子さんが話す機会や舌の運動が制限されるため、言語発達に影響を及ぼす可能性があります。
どうすればいいか?
1.まずは注意深く観察してみましょう
指しゃぶりがどのような状況で行われているかをよく観察しましょう。特に、ストレスや不安を感じているときに増える場合は、その原因を探ることが重要です。
2.指しゃぶりができないような遊びを提供してあげる
指しゃぶりしている子供さんに、「やめなさい」と言ってもあまり聞き入れてもらえませんよね。それよりも、指しゃぶりしている際に、両手を使わなければできないような遊びをさせてあげてはいかがでしょうか?
最近、わが子にはレゴを買い与えてみました。これがかなり効果てき面で、ずっと集中して遊んでいましたよ。なんなら隣で私も一緒に遊んでしまいました笑
最近のレゴはいろいろなものが作れるんですね☆
また、おててをつないであげるなどのスキンシップも効果的です。
指しゃぶりしているのを見かけたら、指しゃぶりを注意するのではなく、○○ちゃんのおててどんな大きさだったかな~など声掛けしておててを握ってあげるなどしてみるのもいかがでしょう?
よかったらやってみてください☆
3.ほめてあげる
指しゃぶりを注意するのではなく、指しゃぶりしていないときに褒めてあげることで、ポジティブな刺激を与えることができます。
指しゃぶりは完全になくすのは難しいかもしれませんが、少しずつ減らすことが大切です。
定期的な歯科検診もお忘れなく!個別の状況に応じたアドバイスができるかもしれません☆