自費診療での入れ歯治療について解説!歯医者が教える入れ歯選びのポイント
2023/11/14
入れ歯治療は、自費診療として提供されることが多い治療のひとつです。入れ歯を選ぶ際には、様々なポイントがあるため、適切な選択が求められます。そこで、今回は歯医者が解説する、自費診療での入れ歯治療についての情報をご紹介します。理想の入れ歯選びのために、ぜひ参考にしてください。
目次
1. 自費診療とは?
歯医者において、治療費が健康保険適用外となる場合があります。これを自費診療といいます。自費診療では、保険適用外の治療費が発生するため、通常の診療よりも高くなります。しかし、保険が適用されない治療でも、患者さんの希望に基づいた自由な治療が可能になります。 自費診療には、審美的な効果が高いホワイトニングや、インプラントなどがあります。自費診療であることにより、患者さんの要望に合わせた自由度の高い治療が可能です。 自費診療には、治療が完了した後のアフターケアも重要です。定期的なメンテナンスや、保険適用外の治療を含めたトータルケアを提供する歯科医院もあります。自費診療を行う歯医者には、多くの患者さんが訪れています。自由度の高い治療や、美しく健康な歯を維持するためには、自費診療も選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
2. 入れ歯治療の種類と費用
入れ歯治療には、総入れ歯や部分入れ歯など、様々な種類があります。総入れ歯は、すべての歯を失った方に作成し、部分入れ歯は一部の歯を失った方に作成します。 治療費用については、治療内容や使用する素材によって異なります。一般的には、総入れ歯が30万円~50万円、部分入れ歯が10万円~50万円程度の費用がかかります。 入れ歯の種類により料金はさまざまです。入れ歯治療の費用については、事前に歯医者と相談し、治療内容や費用について詳しく説明を受けることが重要です。
3. 入れ歯選びのポイント①:材質
入れ歯を選ぶ際に重要なポイントの一つは、材質です。材質によって、入れ歯の価格や性能が異なるため、歯医者のアドバイスを受けながら選ぶことが大切です。 まず、金属素材の中でも耐久性が高く、サビや変色しにくく、精密なフィット感を実現するクロムコバルト合金は、自費の入れ歯の中でもよく使われます。金属のフレームを使用することで、保険の義歯よりも薄く作成することができ、安定感も得られます。 また、金属を使用しないノンクラスプデンチャーという入れ歯もあります。軽量で、優れた弾性を持ち、口の中にフィットしやすいため、口腔内の刺激が少なく、また針金を使用しないために見た目も良好です。ただし、樹脂部分が摩耗しやすく、交換が必要になることがある点に注意が必要です。 以上のように、材質は入れ歯選びのポイントの一つであり、状況や予算に合わせて選ぶことが重要です。歯医者との相談を大切にし、自分に合った入れ歯を選びましょう。
4. 入れ歯選びのポイント②:形状
入れ歯選びにおいて、形状も重要なポイントの一つとなります。入れ歯は、歯を抜いた箇所に合わせた形状にすることが必要です。特に、前歯は見た目の美しさが求められるため、自然な形状にすることが大切です。 また、入れ歯の形状は、噛む力にも影響します。歯を噛む際には、力を均等にかけることが必要です。そのため、入れ歯の形状は、噛む部分に合わせて作る必要があります。噛み合わせが悪くなると、歯に負担がかかり、歯肉炎や歯周病を引き起こす恐れがありますので、入念に調整する必要があります。 形状だけでなく、素材や入れ歯の種類も大切です。歯医者に相談し、自分に最適な入れ歯を選ぶことが大切です。入れ歯は、長期的に使用するためにも、丁寧に選び、適切にメンテナンスすることが必要です。
5. 入れ歯選びのポイント③:保険適用外の場合の注意点
入れ歯を選ぶ際には、保険適用外の場合についても注意が必要です。保険適用外の入れ歯は、歯科医院ごとに料金が異なる場合があります。また、保険適用外の入れ歯は、保険適用の入れ歯に比べてより高額になる可能性があります。さらに、保険適用外の入れ歯は、材質や装着感などによっても価格が異なります。入れ歯を選ぶ際には、自分の口の形や歯の状態に合わせた適切な入れ歯を選ぶことが大切です。また、歯科医院のスタッフに相談し、保険適用外の入れ歯を選ぶ場合には、しっかりと見積もりを出してもらい、費用について確認しておくことが必要です。入れ歯は、自分自身が日々使用するものです。適切な入れ歯を選ぶことが、快適な生活を送る上で非常に重要です。